1-W プレゼンスキルアップ研究会

中小企業診断士が所属する診断士協会という団体があります。弁護士における弁護士会みたいなものではあるのですが、弁護士とは異なり、所属しなければならないというものではなく、所属するかしないかは本人の意思によるというややあいまいな位置づけの組織です。所属したからと言って仕事が舞い込むということでもないのですが、多くの人との出会いもあり、私は登録当初からずっと参加しています。

各都道府県に県レベルの協会があり、全国組織としてそれらを束ねる協会があるというものです。東京都だけは診断士の数も圧倒的に多いことから、東京協会だけはその下に中央・城東・城西・城南・城北・三多摩と支部を分けて組織づくられています。

私が所属している中央支部という組織は1500人くらい会員がいて、他のどの県協会よりも大きい団体です。

人数が多いだけに研究会やこの記事でおつたえしたマスターコース等、会員向けのプログラムが豊富なことがウリになっていたりします。
2017年のある時に、この中央支部で研究会やマスターコースを担当の副支部長から「井村さん新しい研究会とか立ち上げてくれないですかねぇ」と相談を持ち掛けられました。

ブログの一発合格道場はかなり多くの合格者に読んで頂いていて、この副支部長も読者の一人だったので、道場のような活気のある研究会を作ってほしいというのが彼の希望でした。

どんなテーマの研究会にするかということを半年くらい考え続けました。

長く考えたのですが、ヒントは急に舞い降りてくるものでした。とあるイベントで若手の女性診断士に短いプレゼンを任せてみたところ、声が小さかったり、スライドの文字や配置が見にくかったり、かなり手を加えて指導してみたところ、実はプレゼンが苦手だと言われたことです。

自分が比較的得意としているプレゼンテーションを苦手としている人は実は少なくない。
なんとなくパワポでスライドを作っているけれども、詳しく学んだことがない人も多い。
独立して仕事をしている人にも、企業の中で活躍している人にも、どちらにも喜んでもらえる可能性がある。

こんなことを考えてプレゼンスキルアップ研究会の立ち上げ作業を開始しました。立上げメンバーは7名。
会の目的を考え、人の集め方を考え、どんな組織にするかを考えるメンバーでした。
「交流とプレゼンスキルの向上を通じて、診断士活動への興味と自信を高め、より多くの診断士活動により積極的に参加できる人材を育成することを活動理念としています。」
中央支部の研究会紹介の冒頭に記載した内容です。
何より楽しくいられる会、参加する診断士のよりどころ、居場所となるような組織を作りたいというのが立上げメンバーの総意でした。
この理念は実現されて今に至ります。毎年新たなメンバーを迎えていますが、上下関係はなく、全員がフラットにお互いをリスペクトできる良い関係性が構築されています。
プレゼンテーションを学ぶだけでなく、実践的にセミナーを開催させる役割を毎年の新人に担わせ、翌年の新人勧誘活動につなげていきます。

楽しく、わくわくしながら活動する。これはとても有意義な話で、私が独立後にいろいろな場のセミナーでお話しさせて頂くウェルビーイング経営にも通じるものであると考えています。

 

 



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